School of Dog?

イヌが読書やら雑談やら。

スピッツ「あわ」「シャボンのうた」の元になった小野リサの曲が分かった

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plain『日本で一番スピッツの「あわ」が好きな女』を自称しているシーズーと申します。なぜだかこの曲に惹かれて仕方がない。中毒にかかってはや何年? 十何年? いやもはや何十年の域なの? 90年代には聞いていたから……え?

f:id:school_of_dog:20160914220101j:plain

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plainこれまで、「あわ」をテーマに絵を描いたり、

 

www.school-of-dog-11111111111.com

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plain気持ち悪いほどの熱量で「あわ」の魅力を語ったり、

 


あわ/スピッツ アコギインスト カバー

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plain3年前にはギターを弾いてしまったりと、その愛はとどまるところを知りません。

 

 さて、どうやって聞いたかはあえて書きませんが、さっきですね、1990年6月25日のスピッツのライブ音源を聞いたんですよ。

 そこでついに! 「あわ」のプロトタイプである「シャボンのうた」を聞くことができてしまったんですよ!  コレすごいことなんですよ!

 

 当初はキーが半音上、テンポも速い。クリーンサウンドを使ったロックなんですね。

 ロビンソンにも劣らない(と私が勝手に思っている)アルペジオはこのころからありましたが、歌詞が一部違ったり(歌詞だけはどっかで読んだことがあった)、最後にソロが入っていたりと相違点もあり。

 

 『名前をつけてやる』に収録されている「あわ」の方が洗練されていますが、初期「シャボンのうた」にも別の魅力がありますね。歌詞はこっちの方が好きかもしれない。

 「ボクもやっとニセモノになれるから遠くが見えるかなー。同じ尻尾を上手に隠してもどこかぎこちないなー」

 なりたくもない大人になって、いつの間にか汚れちまった悲しみを自虐的に自棄になって歌っているような痛々しさがいい。

 

 そんなことより! MCを聞くと「あわ」が参考にした曲がわかったのです。

 そっちに無茶苦茶興奮して、仕事から帰ってきてすぐこの記事を書きなぐった次第。何に興奮したかって、検索かけてもそのことはまだ出てこないことです! 学会(何の)のみなさま、いかがでしょうか!

 

 MCを文字起こししてみると、次のような感じになります。

 

f:id:school_of_dog:20150803102459p:plain次はね、あの、久しぶりの新曲なんだけど。
 夏の課題曲という感じで、まだあんまり、うーん、これからこれからって曲なんだけど。
 これからっつっても、もう夏だよなぁ。

 

 テレビ見てたらなぁ、あの、小野リサがね、「ポレールが好き」とかって言って、そういう感じでいいじゃんって思って作ったらぜんぜん違うようになっちゃった(笑)

 じゃあ、あの、「シャボンのうた」という曲。

 

(演奏開始)

 

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plain「という曲」で言葉を切って演奏始めちゃうゆるさがいい。

 

 「ポレール」というのは、当時流行ったワインのことみたいですね。

 そして「小野リサ」は言わずもがな、日本が誇るボサ・ノヴァ歌手。

 

 小野リサの「ポレールが好き」ってのは、ライブをやったのと同時期に放送されていたこのCMのことかと。

www.youtube.com

f:id:school_of_dog:20151105224442j:plain流れているのは「星の散歩」という曲。

 なるほど、スピッツの「あわ」は、小野リサの「星の散歩」に着想を得て作ったものなんですね。本人も「ぜんぜん違う」って苦笑しているから、最終的にはまぁぜんぜん違うのでしょうが、「あわ」の土台がボサ・ノヴァであることがはっきりわかりました。

 というか、よく聞いたらキー違うだけで(ポレールではBmはじまり、「あわ」はC#mはじまり)CMで流れている部分と「あわ」サビのコード進行同じじゃないですか!? 「課題曲」って言っているだけあって、この進行で何か曲作れないかと草野さんがトライしたのが「シャボンのうた」だったのかもしれません。

  「あわ」大好きな私、このことが分かって大満足でした。